一緒に喜びや達成感を感じられる
利用者の笑顔が何にも代えがたい
そんなこと?と思う人もいるかもしれないですが、笑顔に喜びを感じる介護職員は多いんです。想像してみてください、自分が急に介護が必要な状態になってしまったら、どんな表情になるでしょうか?自宅を離れて、施設で生活することになったらどう感じるでしょうか?きっと笑顔ではいられないはずです。不安な気持ちから固い表情になってしまったり、以前とは変わってしまった自分にショックを受けて心を閉ざしてしまう人もいるでしょう。そんな状態から、笑顔を取り戻すということは簡単なことじゃありません。
介護職員は、不安やとまどいを抱えた利用者に寄り添い、身体的のみならず精神的なサポートも行っています。かたくなだった心がほどけ、明るい表情が見えたとき、やりがいと喜びを感じるんです!
自信を取り戻す場面を近くで見られる
利用者のサポートをしていると、自分の力だけでできることが増えていく過程に携わることができます。介護を必要とする前のように自分の意志で身体を動かすことができると、生き生きとした表情も見せてくれます。レクのゲームで思い通りの結果が出たときやリハビリの効果が出てきたときなど、利用者が自分に自信を取り戻し喜んでいる姿が見られたなら、その気持ちや結果をしっかり共有すれば、モチベーションが上がってさらなる効果が期待できるというのもやりがいのひとつです。
しっかり役割を果たせたときの達成感
介護の仕事では、様々な職種の人がチームを組んで利用者のサポートにあたります。ケアマネージャーをはじめ、リハビリに関わる専門職や看護師、栄養士などが、それぞれの役割を持って協力しながら仕事を進めます。別頁でもお話しましたが、介護職の専門性はなかなか認められにくいところがあります。中には看護師など誰の目にもわかりやすい専門性を持った職種の人に劣等感を持っている人もいますが、利用者のサポートに介護職員は絶対に欠かせない役割を持っているので、自分なんて…と思う必要は全くありません。
利用者と一番近い距離で日常生活を共有している介護職員は、他の専門職にはわからない小さな変化に気づくことができ、その情報があるからこそ適切な医学的ケアやリハビリの方法を判断することができるんです。長い時間を共に過ごしているからこその信頼関係もあるでしょうから、看護師が利用者に伝えても納得してくれなかったことでも、介護職員が話すとうまくいくというケースも想像に難くありません。
チーム全体でお互いの役割を理解し、それぞれが大切な仲間であることを認識して、利用者も含めた全員が喜びを感じることができたとき、大きなやりがいを得られるでしょう!
介護職に興味があるなら
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専門家に相談してみよう
つらい気持ちの中でひとり悶々と考え続けても、なかなか良い答えは見つからないものです。少しでも早く心の健康を取り戻すために、専門家の力を借りてみましょう。プロのアドバスを受ければ、思いもしなかった可能性に出会えるかもしれません。
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将来性も心配ナシ
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身体的にキツイ!