つらいならまずは試してみて!
先を見据えるようにする
やりがいや喜びがたくさんある仕事とは言え、つらいことがないわけじゃありません。つらくてどうしようもない、もう辞めたい!と感じた時は将来のことを考えてみてはどうでしょうか。例えば職場の人間関係で、あの人とこの人の言うことが違って困るというような時には、色々なやり方を学ぶことができていると捉えてみます。そうすると将来的なスキルアップにつながり、自分が教える立場になったときに活かせる経験だな、と思うことができるかもしれません。他にも、頑張って資格を取得すれば給与があがるから様々なことを学んでおこう、と考えるのも良いでしょう。
つらいと感じている真っただ中では、どうしても視野が狭くなってしまうものです。でも、本当に大切なことはその外側にあるのかもしれません。視野を広げ少し長い目で見てみると、「辞めるほどのことじゃない」と感じられるかもしれませんよ。
気持ちを切り替えてみる
仕事とはつらいことや悲しいことも含めて仕事なのであって、それに対してお金をもらっているんだからある程度は我慢しなければいけないこともあります。だからと言ってつらいだけでは続けていけません。一度冷静になって不満に思う部分とやりがいや楽しさを天秤にかけてみてはどうでしょうか。
他にも、自分とは違う意見や考え方をもう一度理解する努力をしてみてはどうでしょうか。介護の仕事では、お互いの介護観の相違から人間関係がこじれてしまうこともありますが、それぞれが何を大切にしていてどんな目的のためにそのやり方を実践しているのか?とよく考えてみると、違いを受け入れられるかもしれません。利用者とのコミュニケーションの基本として「傾聴」「受容」「共感」がありますが、職員の間でも生かしてみましょう。
転職してみる
色々と工夫してみてもどうにもならないなら、職場を変えてみるのも一手です。介護施設とひとくくりに言っても、その内情は千差万別です。なかなか理解してもらえなかった気持ちも、やわらかく受け入れてくれる職場があるかもしれません。
どうにもならないことをなんとかしようとして心身を削り続けるよりも、新しい環境に身を置いて悩みから解放され、仕事に専念できるならそのほうが効率的です。自分にできることをまずやってみて、最終的に転職という方法を選ぶのであれば何も恥じる必要はありません。
でも、転職を決めた時には注意も必要です。立つ鳥跡を濁さず、と言いますが、退職理由は前向きなものを伝え、引継ぎもしっかり行いましょう。職場への不満を話してしまうと円満に退職ができないばかりか、なんとかするから残って、と引き止めにあってしまう可能性があります。
介護職に興味があるなら
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専門家に相談してみよう
つらい気持ちの中でひとり悶々と考え続けても、なかなか良い答えは見つからないものです。少しでも早く心の健康を取り戻すために、専門家の力を借りてみましょう。プロのアドバスを受ければ、思いもしなかった可能性に出会えるかもしれません。
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将来性も心配ナシ
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身体的にキツイ!